ラマダンやってみた_inマレーシア
こんにちはgmaです。まだマレーシアにいます。
マレーシアでは5/9に革命が起きました。
独立以来ずっと政権を握っていたBN党が倒れ、新しくPH党が与党に・そしてルックイースト政策で知られるDr.マハティールがふたたび首相となりました。
PH党は、写真だと水色に目のマークの旗です。青色に天秤がBN党。緑はPASという党です。
ツイッター・フェイスブックやインスタグラムなどでもマレーシアの友人たちの話題は選挙一色でした。
友人の多くが社会学系を学ぶ大学生だったからかもしれません。新政府を喜ぶ声が多かったですが、やり過ぎはもちろんマナー違反。
マレーシアで必須のタクシーアプリであるGrabで、#GE14(第14回ジェネラルエレクション)というタグを入力すれば運賃が割引されたり..
投票したマレーシア人は指に黒い印を付けられるのですが、 inked fingerを見せれば レストランでアイスが一皿無料になったり..
といった余波もありました。
選挙と新政府についてはここでは割愛しますが、本当にいい勉強になりました。マレーシアの貴重な瞬間に立ち会えてよかったです。
さて本題は「ラマダンやってみた」。
ラマダンとは、ムスリムの方々の慣習で、英語ではfastingと訳されます。
5月中旬から6月中旬まで、太陽の出ている時間は飲み食いをしてはいけません。(期間は国に、というか緯度による)
フェイスブックの最初のページに日没の時間が表示されているのがおもしろいなと思いました。
19:20になるとムスリムの皆さんは一斉に食べ始めます。極端な人は、そのまま明け方まで食べ続けます。そんな生活が約1ヶ月。
わたしは初日と二日目だけ、ラマダンに挑戦しました。
日が昇る前に朝ごはんを済ませ、授業に行ったり図書館で勉強したりして、19時20分にようやく夜ごはん という生活です。
お菓子も食べれない 水も飲めない(水は大事です。参照:風邪ひいた_inマレーシアhttp://kanazawa-ir.hatenablog.com/entry/2017/11/13/015736) という状況で、やっと食べれた夜ごはんがとっても美味しかった!
初日が辛すぎて、二日目は飲み物アリでラマダンをしました..それでも辛かったです。
それ以降も教室などで水筒の水を飲むのをちょっと遠慮したり、ごはんをなるべく簡単に済ませたりしていました。というか、自然とそうなりました。
マラヤ大学では5月末から6月上旬が試験期間のため、ムスリムの学生たちは勉強と空腹に追い詰められていたように見えて、なんだかそう振る舞いたくなったからです。
試験とラマダンが終わると次はハリラヤがやってきます。
お祭りです。
ハリラヤもぜひ自分で体験してから日本に帰りたいと思っています!
次回は日本帰国直前か直後の記事になると思います..さみしい。
10ヶ月の留学生活を振り返って、わたしのお財布事情をまとめようと思います。
_bygma